中古物件を購入してのリフォーム・リノベーション

中古物件マンションリノベーション/躯体現し事例

中古物件Plusリフォーム・リノベーションという考え方が増えてきました。

スクラップ＆ビルド《解体、再生》を繰り返してきた 新築中心の日本の住宅事情を見直して、 古き良き物を長く使うエコ精神の浸透や、新築よりも安価で購入できる、 ライフスタイルに合わせて自分好みの家にできるなど、理由はさまざまです。

時代的な背景として、日本における住宅のストック需要《空き家率》が増え、 国《国土交通相》の政策により、中古住宅流通を後押しする支援制度などが 充実してきたことも大きな要因として考えられます。

中古物件Plusリフォーム・リノベーションのメリット

中古物件リノベーション/スケルトンリフォーム

まずは新築に比べ費用が低いということ。
特にマンションなどの集合住宅は、構造駆体そのものの劣化などをあまり気にせず、リフォームに費用にご予算を注げます。
戸建の場合、構造駆体や、外部《屋根・外壁・外構》などその守備範囲も広く、 費用対効果から新築に移行してしまうケースも少なくありませんが、 マンションのような規定が存在しないため、 比較的自由度の高いリフォーム・リノベーションが可能です。

中古物件Plusリフォーム・リノベーションという考え方なら、 新築の2/3もしくは半値程度でも可能です。 そして何より、新築物件にはない自分好みの空間を 自由に作れるということが、最大のメリット（魅力）ではないでしょうか。

いくつかの注意点

戸建は、築年数からの判断により耐震補強や防蟻処理（シロアリ対策）、 その他外部（屋根・外壁）の劣化などから、想定の内容より費用がかかるケースが多いです。そのため、物件の下見の時点でのリフォーム業者の現地調査同行が効率的です。
マンションにおきましても、管理規約による制限がいくつか存在します。 床の防音規定、サッシや玄関ドア、バルコニーなど外観に関わる共用部の制限。 考えているリフォーム・リノベーション内容が可能か否か。 例えばキッチンの移動は可能か？など内部建築構造による、配管の融通性など、プロの判断が必要不可欠です。
以上のような情報を早い段階で（中古物件を購入される前に）得ることで理想的な物件を効率的に見つけることが可能です。 そのためには、やはり下見の段階でのリフォーム業社同行が効果的なのはおわかりいただけたかと思います。

ワンストップリノベーション
（中古物件購入+リノベーション）

ワンストップリノベーションとは、物件探しから住宅ローンなどの資金相談、リノベーション設計から施工、アフターフォローまで行います。
住宅取得に必要なローン審査の相談や、リノベーション時に希望する空間デザイン、設計なども一連の流れで相談が可能です。
中古物件のリノベーションといえば、不動産会社で物件購入したあとで、不動産会社から紹介された施工会社に依頼するというように2段階に分けられることが少なくありませんでした。
ワンストップリノベーションなら、事前にリノベーション向きの物件相談ができる上、設計デザインや暮らし方のイメージすり合わせ、施工中の相談もスムーズに行えることが大きなメリットのひとつです。